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あなたは裏表を逆にしても大丈夫?レオナルド・ダ・ヴィンチの秘密

2021/09/01

皆さん、こんにちは。

株式会社フューチャーブレーン

代表コンサルタントの佐藤剛(さとう ごう)です。

私の趣味の一つに芸術鑑賞があります。

実はこう見えても

作品の奥にある目には見えない部分や

作品が完成するまでの背景を知るのが

とても好きなのです。

目には見えないところにまで

手を抜かずこだわり抜くという美学

ひとりの人として見習いたい

かっこいい心得だと私は思っております。

今回のテーマは、

お客様から信頼を勝ち取ることのできる人の

特徴についてお話させて頂きます。

皆さんは日光東照宮にある

「眠り猫」という作品をご存じでしょうか。

日光東照宮と言えば

「見ざる、聞かざる、言わざるの三猿」が有名ですが

実は「眠り猫」も

国宝の指定を受けているほど有名な彫刻なのです。

この作品「眠り猫」の作者は

江戸時代の伝説の彫刻家、

左甚五郎(ひだり じんごろう)だと

言い伝えられています。

この方の彫刻作品は魂が宿ると言われ

夜な夜な彫刻が本物のように動き出すといった

奇怪なうわさが経つほど

優れた腕を持った彫刻家だったそうです。

この「眠り猫」の目が開いた!閉じた!と

作品を見た人の間で話題になるのは

四方どの方向から見ても

目には見えない裏側の部分まで

手を抜かずまるで本物のように細かく

丁寧に彫刻されているからだと言われています。

また、

かの有名なレオナルド・ダ・ヴィンチが描いた

誰もが知るあのモナリザは

実は4層目の絵だというのはご存知でしょうか。

私たちが知るモナリザの下には

実は完全に完成された

3枚の絵画が隠されていることがわかっています。

この3枚の絵は

モナリザという作品を見ても

目にすることはできません。

しかし彼にとってこの3枚の絵は

この作品が完成されるためには

必要なステップであったことは確かです。

私の父も画家をしていますが

子供の身長と同じくらいの

大きな絵を描く前に必ず

ハガキサイズの小さな絵から描き始めるそうです。

目には見えない過程は

完成された絵を見てもわかりませんが

この目には見えない部分までの

芸術家たちのこだわりがなければ

私たちを感動させてくれる作品には

なっていないのではないでしょうか。

これはお客様に美容を通じて感動を与える時の

私たちのお仕事にも通ずるところがありますよね~。

たとえば、

お客様にサービスをお伝えしても

お客様の目には見えない心の中で

この担当者はこのサービスを

心から良いと思って案内してくれているのか

もしくは、担当者自身の売上実績のために

私に売りたいのではないのか

お客様からするといったい

どちらの担当者の方が信頼されるのでしょうか。

これは、もちろん

目には見えなくてもお客様には伝わります。

私は普段から

裏表のない自分でいようと意識しています。

裏が表に出ても何も問題ない、いわゆる

裏表が逆になっても

恥ずかしくない自分でいるかどうか

これが自分を律する判断基準となっております。

このように自分を俯瞰的にみると

普段の習慣の中でも

改善したい部分が見えてきませんか。

弊社でも先日、

普段見せない裏側の自分を

表に出したとき少し恥ずかしいなという

自分の習慣を振り返って

ディスカッションしてみました。

「ついダラダラと過ごしてあっという間に休日が終わってしまう」

「毎日筋トレすると決めたけどいつの間にか辞めてしまった」

など

自分の少し恥ずかしい部分を

改善するためのアイデアを社内で決めました。

お客様の目には直接映ることはありませんが

たとえ少しの変化だとしても

あなたの変化は必ずお客様へ伝わるものです

大きな変化をもたらすのは

小さな継続の積み重ねです。

名だたる芸術家が

目に見えないところにもこだわることで

誰もが知る名作を完成させたように

目に見えない微差を味方につけて

大差を生みだす魅力ある人を

私と目指してみませんか。

共に自分たちの明るい未来に向かって。

FUTURE BRAIN!

そして

今の自分ではなく

本当の自分は未来にいることを信じて。

NEVER GIVE UP!

株式会社フューチャーブレーン

代表取締役/CEO

佐藤 剛(さとうごう)