採用情報はこちら

社長ブログ

  • イベント
  • 人材育成

ありのままでなりたい自分になれる会社!

2023/12/11

皆さん、こんにちは。

株式会社フューチャーブレーン
代表コンサルタントの佐藤 剛(さとう ごう)です。

先日、2024年4月に入社する、
10名のフューチャーブレーン11期生が
9月の内定式を終えて、
約3か月振りに内定者インターン研修がありました。

このインターン研修では、
「ありのままで飾らない本当の自分が大切と学んで、
今までの自分はありのままの自分に自信がなく、
飾って過ごしていた。」
「人に心を開いてもらう仕事なのに、
自分が心を閉ざして、
偽っていたらお客様は心を開いてくれない。
ありのままで飾らない自分になるために、
毎日動画日記をしている。」
など、

このインターン研修を通して
内定者の行動力が早くも感じられる
素晴らしい発表をしてくれました。

このような内定者の成長していく姿をみて、
来年4月に入社し活躍してくれることが
より楽しみになりました。

今回は「人の成長とは」についてお話したいと思います。
そこで、まずは今の時代とはどんな時代なのか、
その時代背景やまたどのような流れになっているのかを
把握する必要があります。

いわゆる時代の流れとは
人の心の流れのことを指しています。

会社や働く人たちがこの時代の流れを
見抜かないで生きていると
しなくてよい苦労を強いられたり
大変な目にあうようになっています。

世界に通用する会社や人とは、
世の中の流れ、人の心の流れ、お金の流れなどの
世の中の仕掛けを見抜いている会社のことだと私は思います。

西暦2,000年以前の高度経済成長期、
日本は経済成長率(GDPの変移)が年平均10%も成長し、
日本が名実ともに経済大国になった時代でした。

なぜこの成長があったのか。
当時は「洗濯機、冷蔵庫、テレビ」が
三種の神器と言われるくらい、
モノがまだ社会に普及されていなく、
モノの価値や需要が高い時期がありました。

そのような時代背景からも「モノ作り」ができる、
職人と呼ばれる人たちが日本中で活躍し、
当時の日本の高度経済成長を大きく支えてくれました。
つまり、当時の日本の成長は「人の成長」によって伸びました。

では、今の日本はどうでしょうか。
日本はこの10年どころか2,000年以降の20年以上、
殆ど横ばいの経済成長率です。
日本が足踏みしている中、
新興国を中心に世界各国は成長をしていき、
今では中国が日本を超え、隣国の台湾や韓国が、
2027年には日本を超えると言われています。

今後の日本が成長していくには、
時代の流れに合った日本人一人一人の成長が
不可欠かと思います。

さて、今の時代を振り返ってみると、
普段生活をする中で不便なことはありますか?

また普及すべきもので
普及が間に合わないものなどはあるのでしょうか?

恐らく生活する上で困ることは殆どないはずです。
多くの家庭に「衣食住」に必要なものは揃っています。
更には、スマホを始め、便利となるものが多数増えました。
特にインターネット通信やSNSの普及は社会を変えました。
24時間どこでも友達たちとコミュニケーションが取れて、
いつでも買い物もできます。

更にはYouTubeやNetflixなど
どこでもいつでも動画や映画も見れます。
モノやサービスが世の中にあふれており、
生きていく上では何も困らない時代なのです。
モノやサービスが飽和すると、
もちろんその価値は下がりますよね。

そういったモノやサービスが溢れた時代で、
今やいったい何が求められているのか。

皆さん、ちょっとイメージしてみてください。

私は、ある日折角だし、
冬のコートを新調しようかなと思い、
洋服を買いに行きました。

あるアパレルショップで、
好きな色のコートがあり見ていると
店員さんがすぐに飛んで来て、
「試着できますよ。」「サイズお出ししましょうか。」
と話しかけてきました。

私は
「あっ、まだ見てるだけなんで大丈夫です。」
と言って、その場を後にしました。

また、別のアパレルショップで、
好きな色のコートがあり見ていると
同様に店員さんが飛んで来て話しかけてきました。

店員:
「ご来店ありがとうございます。本日はどういったモノをお探しですか?」
お客様:
「私は、冬になり折角なのでコートを新調しようかなと思って…」
店員:
「そうだったんですね~。折角なのでというのをもう少し詳しく教えて貰えますか?」
お客様:
「長年使っているコートのボタンが最近取れそうなことや袖口が擦り切れてきてしまっていて、また色はオリーブ色を探しています。生地はウールなどの暖かい素材が良いですね。」
店員:
「そうなんですね~。長年モノを大切にされる〇〇様には、ぜひ良いものを着て頂きたいと思いますので、すぐにお好みのモノを調べて用意させてもらいますね。」

と店内を見渡した後、
バックヤードから探して
1点のコートを出してきてくれました。

お客様:
「試着しても良いですか。実際に着てみるとなかなか良いですね~。では、このコートに決めます!」

店員さんは私の顔を見て本当に喜んでました。
帰りにもう着たくなり、
その店員さんの顔を思いだしながら、
とても気分良く帰ることができました。

さて、モノは価値が一緒の同じコートです。
ではいったい何が違うのでしょうか。

皆さんお察しの通り、
「モノを紹介・提案した人」です。

いわゆる商品力だけに頼れない時代だということです。
商品力に加えて、
売り手の魅力も必要な時代なのです。

モノやサービスが世の中に溢れ、
価値が下がる中「人間の価値」が上がります。

人の価値とは、
その人の人間性、つまり人の心です。

「あなたから買いたい!」
「この人から買いたい!」と
言われる人だけが価値が高まる時代です。

残念ながら、同じ人間だからといって、
全ての人間の価値が底上げされる訳ではなく、
魅力ある人だけの価値だけが上がるのです。

では魅力的な人とは
どんな人のことをいっているのでしょうか。

それは、多機能な人間のことを指し、
できることが多い人のことです。

私はこれしかできない、
私はこういう人間なんで、
昭和の職人のようにこれだけできればいいんだ
という人間の価値はどんどん下がってきます。

例えるなら、
スマートフォンにアプリを追加したり、
バージョンアップした新機種を
購入したりするようなイメージです。

昔のガラケーは電話しかできない。
今のスマホは電話もメールもSNSも綺麗な写真もゲームもできる。
そして常に新しい機能をアップロードする。

これは、一つのことしかできなくて良い
という時代は終焉をむかえた証拠です。
まさにマルチプレイヤーの時代ですね。

大谷翔平さんが世界のベースボール会で
注目されているのも「二刀流」という、
二つの技を同時に極めることができているからですよね。

では、どうしたら、
魅力的な人=多機能な人になれるのでしょうか。

自分にできる機能を少しずつでもよいから
一個ずつ、一個ずつ増やすことです。

魅力的な人になるためには、
「これが苦手だ」「あれができてない」「ダメな部分」など
自分の短所にフォーカスすることでしょうか。
自分を無理に変えようとすると苦しくなりますよね。
決して短所を変えることではありません。

自分の長所を見て、
自分が近い未来どういう人になりたいか。

自分が理想とする人を明確にし、
その人になることを日頃から意識し、
理想の自分に向かって
新しい機能や能力を少しずつプラスしていく、
つまり、
できることが増えると人生や仕事も楽しくなります。

普段、笑顔ができない人が、
理想の自分は笑顔の素敵な人になりたい!と思い
普段から笑顔ができるような人になったら?

暗い感じの人が、
理想の自分は明るくなりたい!と思い、
普段から明るい人になることができたら?

そうすれば、
昨日までなかった機能が自分に一個増え、
魅力的な人になっていきますよね!

一つずつ機能を増やして魅力的な人になるためには、
自分を変えることなく楽しく理想の自分、
いわゆる自己実現を目指していきましょう。

モノが溢れた現在、
「この人から買いたい!」となれば
どんな不況や時代が来ようとも
お客様からの応援エネルギーいわゆる
売上を確実に上げていくことができるのです。

皆さんのより良い未来にお役に立てれば幸いです。

ありのままでなりたい自分へ
ありのままで自己実現!


株式会社フューチャーブレーン
代表取締役社長/CEO
佐藤 剛 (さとう ごう)