- 成功ノウハウ
「頭脳労働」できていますか?
2022/12/26
社長ブログ
2022/12/26
皆さん、こんにちは。
株式会社フューチャーブレーン
代表取締役社長の佐藤剛(サトウゴウ)です。
それにしても
かなり冷え込む日が多くなってきましたね。
弊社では24年卒の採用活動も始まっていますが
参加してくださる学生さんたちは
こんな寒気に負けない熱い思いを持っている方が
多いように感じています!
さて、そんな弊社の説明会で
会社の方向性を現代社会の状況と合わせて
学生の皆さんにこんな話をしています。
「1,200兆」
この数字を見てピンとくる方はどのくらいいるでしょうか。
これは国債、借入金、政府短期証券をあわせた
日本の借金の合計額、
いわゆる日本の不良債権の金額です。
これは、日本の人口が12,000万人とすると
国民一人当たりに約1,000万円の借金を
背負わせているのと同じことですね。
本当に怖いですね~
また、私も経験した高度経済成長時代やバブル時代は
アメリカという大国の後ろ盾があったから
成し遂げることが出来た訳です。
そして、かつて「日本品質」と世界で称賛された
日本のメーカーたちもここ20年で
中国や韓国などの国々にとって代わってきています。
少し前には日本の大手企業シャープも
台湾の会社に買収され
その傘下に入りましたよね~涙
そして今やどの商品の原産国表示タグには
Made in チャイナもしくはベトナム。
日本人よりも働き者の彼らによって
日本のマーケットは
どんどん浸食されているのも事実です。
今やアメリカの後ろ盾のない中
GAFAMを代表するような新ビジネスなどの
頭脳プレイはアメリカに負け
そして一生懸命働くことについては
中国やベトナムに負けている
そんな状況が今の日本の円安や不況を
作っているのではとお伝えしています。
いったい今の日本は
このままいって大丈夫なのでしょうか。
今の学生さんたちにとっては
聞いたことがない内容も多かったようで
「そんなこと知らなかったです…!」と
弊社説明会で驚いている学生さんばかりでした。
ここで私が強く思うのは
今の世界経済の中で生き残っていくとしたら
日本人一人ひとりが
単なる肉体労働者の発想ではなく
頭脳労働者いわゆる各分野で
プロになっていくべきではないのか
ということです。
では、プロとはいったい何なのか?
それは自分自ら未来への目標を立てることができ
それに向かって自ら学び練習し
鍛えることができる人のことだと思います。
言い換えると
自立(経済的)と自律(精神的)を
兼ね備えている人のことだとも言えます。
これからの世界で生き残り
日本で勝ち残るためには
そして、自分で自分の身を守るためには
皆がプロになれた方が良いよねと
そんな考えが根幹にあるのが私たちの会社です。
この時代に美容業界で生き残るために
私たち一人ひとりが
今こそプロにならなければいけません。
そのプロの第一歩が
日々の振り返りと
学びの積み重ねではないでしょうか。
そしてお客様に対しては
常に何かと「比較
ついつい美容の専門家である私たちは
自分のサービスやメニュー・プラン内容を伝えれば
良さを分かってもらえると思いがちです。
でも美容の素人であるお客様にとってみれば
その良さが理解できません。
なぜなら、比較対象がないからです。
だとすると
比較してお客様に情報提供をしてあげたら
いかがでしょうか。
これを分かりやすく例えると
・他のお店だと〇〇円くらいかかりますよ。
・別のやり方だと2倍の時間や手間がかかりますよ。
この2つの例は
・お金
・時間
という比較基準で伝えたということになります。
お客様に理解を深めて頂くことを考えると
何かと比較して情報提供をしてあげることが
重要だということです。
そういったあなたのサロンのあなただけの価値を
お客様に伝わるように伝えることが大切ですね。
たとえば
お悩みの解決だけでなく他にも現状と比較し
先の明るい未来のことまで提案したり
実際に使ったお客様と
使わなかったお客様の比較を伝えたりと
考えれば「比較」と「価値づけ」のアイデアは
十人十色でたくさん出てくると思いませんか。
そして、何と比較すれば
私たちのサービスの良さがわかりやすく伝わるのか
を考えるのもプロの仕事です。
昨日と変わらない今日を過ごして
単なる肉体労働者になるか
自分の明るい未来は自分で切り開く
頭脳労働者になるか。
日本が頭脳労働者でいっぱいになれば
これからの日本や美容業界の底上げも
実現できると私は確信しています。
私と一緒に
皆さんも頭で働くプロになりませんか。
株式会社フューチャーブレーン
代表取締役社長/CEO
佐藤 剛 (さとう ごう)
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